
「国が何をしてくれるかではなく、自分が国に何ができるかを考えなさい」
ケネディ大統領の就任演説の言葉。
私はこの言葉をこう置き換えました。
「宇宙が自分をどう幸せにしてくれるかではなく、
自分が宇宙をどう幸せにできるかを考えなさい」
自分が宇宙をどう幸せにできるかを考えなさい」
宇宙や占星術は自分を幸せにしてくれるツールではなく
宇宙や占星術というツールをつかって誰を幸せにするのか?
いまの社会はどこか絶望的で、政治や経済をみても
誰が自分の幸せを保障してくれるのか?と疑ってしまいます。
だから「宇宙なら保障してくれるのでは?」と
遠い空にお願いする気持ちもわからないでもないなぁ…と。
先日ふと立ち寄った書店の自己啓発本コーナー。
「宇宙の〇〇」「宇宙の流れにのって~」「宇宙の引き寄せ…」
一冊ではなく、何冊も並ぶ光景に唖然としました。
「宇宙」という言葉の洪水。
「宇宙」がマーケティングに消費されるのを感じつつ
「宇宙」がマーケティングに消費されるのを感じつつ
本を手にとってみると「確かに…」と思うことが書いてあるけど
なんだかなぁ…。魂に響かない。
何が起きているんだろうか。
その時、ケネディ大統領の言葉を思い出して
半世紀もたっているのに
とても新鮮に聞こえたのが不思議でした。
(新鮮だってことは、私達の進化は牛歩なのだろうか)
大切なこととはこの言葉のように
“自分に何ができるか?”だと思う。
人や国が愛してくれないなら、宇宙が愛してくれるから大丈夫!
宇宙は決して裏切らない!…ってそうなのだろうか?
宇宙を自分の安全や快楽をもたらしてくれる
恋人やパートナーや、国や社会だと勘違いしていないか?
まして宇宙は恋人のように過剰な要求もしないし…とか?
いやいや、宇宙はそんな甘い場所ではないって。
愛情を求めるだけで、人を愛せない、国も地球も愛せないなら
それは宇宙を愛せていないのと同じ。
そして、最終的に宇宙は自分自身ですから
自分を愛せない人間になってしまう。
それはすごく、すごく哀しいことです。
まずは自分の周りの人を、
そして社会を国を、地球を愛して、
そこに愛をこめて生きることから、
宇宙と向き合う準備を、私は整えていこう。
まだまだ宇宙とつながっている…とはいえない。
命のゆりかご「地球」に守られて、まだまだ学びの旅のなかにいる。
宇宙と向き合う準備を、私は整えていこう。
まだまだ宇宙とつながっている…とはいえない。
命のゆりかご「地球」に守られて、まだまだ学びの旅のなかにいる。
そして、このような気づきを得られたから
宇宙ブームを作った方々には大変感謝する私です。
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