シャーマンのラーニングジャーニー。
9月のテーマは「謙虚さ」でした。
シャーマンになる入口にあるといわれる「謙虚さ」
この意識がないと、その道は歩けない…と言われます。
このテーマを差し出した時、
「後ろに下がること?」
「目立たないようにすること?」
「自己主張しないこと?」
日本人的な感覚での謙虚さ…だと思うと
しっくりこないよねーと話し合いました。
じゃあ、一か月意識してみて!
その一か月後の昨晩、
みなさんが経験したことを持ち寄って対話すると、
全く違った姿が現れました。
「自己信頼。自分の在り方に責任を持つこと。
相手を自然に尊重すること。
自然な好奇心をもって評価判断なく、対象を客観的に観ること」
決して後ろに下がることでもなく、自己卑下することでもない。
自己受容の上での謙虚さは本当に気持ちがいいね!
本物のシャーマンは、その人に大きな変容が起きても
「自分がしたこと」だとは決して言わない。
それは「あなたの自己治癒力と、自然界のチカラの結果だ」と。
その謙虚さを支えるのは、
自然界への絶対的な信頼と、人への奉仕の精神。
「自分が…自分が…」というエゴを超えること。
そうしなければ、自然界や宇宙との一体感は得られない。
そして来月のテーマは「奉仕」となりました。
奉仕ってボランティア活動じゃないよね?
シャーマンの奉仕ってなんだろうね?
そんな対話が出来る仲間がこの世界にいることに
希望と勇気の光が灯りました。
私は「謙虚さ」というと思い出すのが、
熊野の「苔」。
そっと木や岩に住み着き、輝きを放ちながらも
寄り添う相手を活かしていく。
気高く自己主張もしていながら、
そこにいる空間を癒している。
気持ちよく育っているのだろうなぁ!
謙虚さと自己主張のバランスがお見事!だと感じる。
自分のなかの謙虚さを忘れたら
自然界が教えてくれる。
彼らはバランスを保って
お互いを活かしあう世界に生きているから。
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